あらためて正しいGrowth Hackの考え方を書いてみる【2017】

「Growth Hack」というバズワードが一時期流行りました。

アプリやサービスを成長させるための考え方の事です。

技術よりもマインドが大切でなのですが

このGrowth Hack技術よりも考え方がとても大切なのですが、
正しい考え方が広まっていないようなので
今一度まとめなおしたいと思います。

Growth Hackの話しをする際によくある勘違いは

『A/Bテストや文言の最適化をするのがGrowth Hack』

だと思っている人が多いということです。

確かにA/Bテストは行いますが、一番最初にやることではありません。

『どんなにABテストをやっても優れたサービスでなければ無意味です。』

まず最初にやるべきことは
Product-Market-Fit(PMF)の検証

要するに
「プロダクトが市場に受け入れられているか」

この検証方法や定義は長くなるので
別途書きます。それまでは
http://growiz.us/the-definitive-guide-to-pmf/
をご覧ください。(いつになったら書くのか)

最低限ユーザーに受け入れられているかどうかの検証が完了した後に『Growthフェーズ』があります。

これが前提です。

その先にあるのが有名なAARRRモデルと呼ばれるものです。

Acquisition:ユーザー獲得

Activation:アクティベーション

Retention:継続利用

Referral:紹介

Revenue:収益化

多分Growth Hackについて調べている人ならご存知かと思います。
ただ、この順番に施策を行うものではありません。

殆どの解説記事がこんな書き方をするので誤解を生んでいるような気がします。

Acquisition=ユーザー獲得から本気で取り掛かる人が多すぎます。

本来あるべきGrowthHackの姿はこう

イメージとして初期のサービスは穴の空いたバケツです。

ユーザーを入れてもバケツ底の穴から、どんどん離脱していきます。

それをユーザーが流れ落ちる量の多い
底の部分から塞いでいきます。

AcquisitionはActivationとRetentionの時にも必要です。

これは穴が塞がっているかの確認のためで、
ActivationとRetentionのフェーズにおいて大量のユーザーを流し込む必要はありません

このフェーズでバナークリエイティブや文言のPDCAを回すのではなく、
継続的に安く獲得できる最低限のユーザー獲得ができればよいです。

最悪自然流入流入や知人だけでも検証は可能だったりします。

ある程度、
Activationにおける初回起動時の体験やオンボーディング
Retentionのプッシュ施策や習慣化が出来上がってきた時に

初めてAcquisitionを強めていきます。
※これはコンテンツの蓄積やコミュニティーの構成などサービスの質によって変わります。

どのサービスもAcquisitionを全力で行うタイミングは
Revenue=「収益化」の最後のタイミングで良いと思います。

なので、
最初からユーザー獲得やバズらせる事に力を入れるのは
Growth Hack的な考え方ではありません。

更に根本の話をすると

プロダクトが出来ていないのにGrowthに力を入れるのも間違いです。

まずは市場に受け入れられるサービスを作る、
そのサービスがより多くの人に受け入れられるようにする

(絵はバケツでしたが、受け入れるユーザーが少なすぎると
 コップくらいになってしまいGrowth Hackの施策のインパクトが小さくなってしまいます。)

こんな感じ

より多くの人に受け入れられるものを作ってからがGrowthフェーズです。

こんな感じでGrowth Hackはスキル云々よりも
基本的な考え方がとても大切です。

なので少しづつブログに書き溜めていこうと思います。